当サイトではやっと手に入れた楽器、大切に使っていた楽器の売却を考えたときに、おすすめの楽器買取サービスや、売却時に気をつけたい点、査定額UPの方法をまとめています。
・飾っていても仕方がないし、誰かに使ってもらったほうがいいかも
・お金が入り用になったので楽器を手放そうかな
楽器買取の査定を申し込む理由は人それぞれですが、大切に扱ってきた楽器なのでできれば高値で買い取ってほしいはずです。
また適切にリサイクルされて次の人にも使ってほしいと思うものです。
高価買取!楽器買取業者おすすめはこちら
おすすめの楽器買取サービスをいくつか紹介します。1箇所だけでなく複数の業者に査定に出すのは高値で買い取ってもらう基本ですよ。
●楽器の買取屋さん
買取方法
- 出張買取(出張エリア1都3県)(自宅まで伺って査定を行い、その場で現金化OK)
- 宅配買取 全国対応!(集荷業者が来るので楽器を入れてショップに送って査定)
- 店頭買取(店舗まで持参できる方)
- 法人買取、大量買取もOK!
査定額に満足できなかった場合でも出張料・査定料・送料は無料というのもおすすめポイント。
人件費や店舗費を抑え、買取額に還元するためインターネットでの買取を強化。
WEBから買取見積もり→本査定へ。出張買取は即日、即金の現金払いOK。
●イケベ楽器 イケベバイキング
老舗の楽器店の買取専門サービスがこちら。
店舗買取/宅配買取がメイン。
商品到着3営業日以内に査定結果を連絡。
商談不成立時、楽器返送費用は顧客負担。買取代金振込は通常2~3日。
WEBから買取上限金額の問い合わせ→本査定へ。
●島村楽器
こちらも人気の楽器店でショッピングモール等にも入居、よく見かけます。近所で気軽に見てもらえるのでおすすめです。
店舗持ち込み/宅配買取がメイン。(運賃は島村楽器にて負担。)
ネットでの簡易査定→買取申し込み、の流れ。
●イシバシ楽器
店頭買取、出張買取、宅配買取(クイック発送/宅配キット配送)
自分で配送の場合は住民票必須。
楽器到着日に査定、金額に了承すれば翌営業日に振り込み。最短2日。
金額に納得がいかなかった場合の楽器返送運賃はイシバシ楽器負担。
●奏屋
北海道から沖縄まで全国対応なのはおすすめポイント。
買取方法
出張買取、宅配買取(宅配キット)、店舗買取
宅配買取は3営業日以内振込。商談不成立でも出張料・査定料・返却送料は無料というのはデカイ。
WEB申し込みで概算査定の連絡→承知すれば本査定への流れ。
●買取王子
総合買取り店だが楽器の取り扱いもあり。
宅配買取のみの専門サービス。
送料無料、商品到着後1週間で査定完了と他店より若干遅め。
楽器買取の査定額はどう決まる?
楽器の買取査定額がどのように決まるかですが、
- 人気のメーカー・品番か、また新しいか古いか
- 音が出るか、動作不良がないか(買取業者が再修理の必要があるか)
- 楽器の状態(腐食、ヘコミ、傷)が良いか
- ケース、付属品があるか
おもにこの4点が見られる事になります。
またヴィンテージは別物で高価取引されています。
自分の楽器の買取相場を知ること
楽器の買取相場ですが、一部のヴィンテージを除けば、状態の良い楽器でも購入時の価格の4割ぐらいが通常です。そして5割を上限と考えてください。
10万円で購入した楽器なら4万円で売れると想定しておきます。
楽器の買取店に持ち込んで査定をしてもらったときに、この額を大きく下回る場合はどこかしら査定額を下げさせる要因があると思いましょう。(管楽器は特に状態によって価格差が出やすい)
楽器買取の時におすすめなのは、査定額が下がったポイントを教えてもらっておくといいですね。後々の自分の知識となりますよ。
楽器を高価買取してもらうおすすめの方法
ここでは楽器を高価買取してもらうおすすめの方法をお伝えしていきます。
楽器買取の前にお手入れを
付属品、パーツ、ケースも付けて
リペアに関して、修理が逆に高くなる?
現行品に近い品番の楽器や人気の品番であれば、リペアにかかる費用より買取額がアップする可能性があります。
複数の業者に査定を依頼する
とはいえリサイクルショップだけは安くなりがちなのでご注意を。
買取業者が教える高値を付けざるを得ない状況とは
買取業もしていた筆者が「こんなお客さんには高値を付けざるを得ない」という状況をお伝えします。
既に他店で査定をしてもらったと伝える事
このとき額は言わない方が良いです。
買取業者はできれば安く仕入れたいと思っていますが、この伝え方をするとかなり高めの買取額を引き出す事ができるでしょう。
査定額だけ聞きに来たと伝えることはOK?
上とは逆のパターンです。「これから他店でも査定をしてもらう」、「何店かまわる予定だ」と伝えることはある程度の高値を引き出せますが、その店の最高値にはなりません。
楽器買取の真実
安く買取したい業者
すべての業者に言える事ですが彼らは利益を出していく必要があるので出来れば安く買取したい(仕入れたい)と思っています。
一例ですが新品価格で10万円のお品物を中古で再販売すると7割の7万円値段で売ります。では、その品物を仕入れた時のお値段はいくらでしょう?高くても売値の半分、3万5千円ぐらいで仕入れてなくてはいけません。
買い取った時点の楽器をそのまま横流しで販売できる訳ではなく不備は無いかチェック、必要があれば修理、拭き上げ、データの打ち込み、綺麗に見せるディスプレイなど店員さんの人件費も時間もかかります。
そこを3万5千円ではなく安く1万円で買取していたら2万5千円も利益が出ちゃう。だからなるべく安く買いたいと思っている‥という事なのです。
とは言え安く買うと問題がある
でも、すべての楽器買取サービスが安値で買取すると思いますか?安値で買取すると別の問題が出てきてしまうのです。それは「口コミ」です。
「あそこの楽器買取サービスに持ち込んだら安く買い叩かれた」
「他では5万円の査定が付いたけど、あそこは1万円と言われた」
店舗で営業しているところも、ネットで営業しているところも、消費者の声には敏感です。昨今はネットの方の口コミを気にするかもしれませんね。誰も売ってくれなくなったら仕事になりませんので。
悪評が怖いので
買取業者がどうするかというと、結局は他店と変わらないぐらいの値段になる事が多いです。
他店のホームページで価格相場を調べれば大体察しが付きます。他にも中古販売店の販売価格を見ても相場がわかります。なのでどこで売ってもだいたい同じような価格になる事があります。
こんな事例があるのは何故?
一方で「1万円で提示されたけど他店に行ったら5万円になった」や「最初は1万円と言われたけどちょっと交渉したら3万円と言われた」といった声が多いのは何故でしょう?
それは次のような人なら安く買えると思っちゃうので最初は安値で言ってみた‥ということがありえます。
店舗に持ち込んだ人が
・「処分したい」「もう使わないから要らない」ようなことを言った
・「こういった査定は初めて」「他店で1度も査定してもらってない」と言った
・楽器に対して愛着が無さそう、そもそも知らなそう
こういう人が来てくれたら思い切って安い値段を提示したくなる、というのが業者の裏側です。安く買取したらそのスタッフの評価が上がるような制度をしているお店だとありえます。
なので上で述べた「買取業者が高値を付けざるを得ない状況」が良いのです。
昨今は適正価格を出すところが多い
とは言え目まぐるしくお客さんが来店する中で、交渉したら1万円が3万円になったり、昨日は1万円だったのが今日は5万円だったりではお店の信用度に関わります。
ネットが流行る以前はこういった事情がありましたけど、昨今は概ね適正価格を出さざるをえない環境ですので、楽器買取の査定をしたい方はまず安心して良いでしょう。
それでも他店との相見積もりは今でも効果がありますし、交渉で30%アップ、ぐらいは可能かと思いますので高く売りたい方はチャレンジしてみてください。
あとは楽器販売の方がメインで、買取には力を入れていないお店ですと、相場とか交渉の駆け引きなど無関係の事が多いです。末端の販売員が買取の訓練をされていない場合や、提示価格の責任を持たされていない場合は自社内でデータがあって淡々と査定していきます。
楽器買取おすすめラボのまとめ
以上、高く売る方法や注意点、おすすめの楽器買取店などまとめました。
「査定に出したらその買取屋に売却しなければいけない」と思ってるお客様も多いですが、そんなことはありません。
気軽に査定に出してOK。
『査定額だけ知りたい』『親のだから値段だけ知りたい』『売却するか修理して使い続けるか迷ってる』
という態度でいれば気軽に値段だけ聞けますよ。