エレキギターの画像

楽器買取の中でも最も数多く持ち込まれるのがギターです。

ここではギターの売却・処分を考えた時に、どのように買取価格・相場が決まっているのか、またなるべく高く売りたいという方のために綺麗に見せるお手入れ術などもお話していきます。

ギターの買取価格や相場はどのように決まる

様々なメーカーがギターという商品を販売している分、買取価格を決定させる一番必要な情報は「メーカー」です。

まずは「どこのメーカーの」「どういった品番で」「製造年がいつ」と言った楽器そのものの前提条件があってから、初めて外観や楽器の状態に入ります。

外国メーカーの物は特に「製造年」も重要で、きっちりと管理されているところはシリアルナンバーから年代を導きだし、それに応じた金額を提示してくれる事もあります。

ギター買取時に査定者が見るポイント3つ

ギター

メーカー、品番、製造年

まずは上記の「どこの、どんな品番の、製造年」が見られます。

ブランドにより、またそのブランド内の同じ品番でも製造年により製造工場が違うであったり、使用されている木材が違うであったりと、様々な情報が変化します。
それにより、金額が結構な幅を持たせて変動します。

ギターの状態は良いか

そして次に「楽器の状態」です。

傷や汚れはまだしも、各ギターすべてに共通して、一番起こりやすくそして起こってほしくない事が「ネックの反り返り」です。

ギターは弦の張力を利用して音程を調整しています。各弦、ヘッドの部分に「ペグ」が付いており、そこでの巻き具合の調整で張力を変えていますが、例えばその状態のまま1-2年程度放置していたらじょうでしょうか。

ヘッドに常に力が加わり続ける事により、微妙に反り返ってしまう事があるのです。

パッと見では気づかないものでも、ギターの底から平行に見てみると案外わかってしまうものです。

ネックが反ってしまうと、きっちりと指で押さえている弦が抑えられない状態になってしまったり、ストローク後に不要な残音が残ってしまいます。

もし反りが見受けられた場合、一度楽器店に持ち込んでみましょう。

ケースがあるか

最後に「ケースの有無、又はケースの状態」です。

基本的には楽器の購入時にソフトケースかハードケースのどちらかは付属しているかと思いますが、やはり買取に出す際も同様に付属品として査定に出す方が良いでしょう。

外品の方がかっこよかったり機能性が充実していたりと良い面もありますが、ブランド品の商品に違うブランドのケースが付属しているのは、いくら良いものでも少しアンバランスに感じるものです。

そうなった場合は、ギターは付属してあったケースに収納し、外品のケースはケースで別口の買取に出すと良いでしょう。

ギターを買取店に高く売る方法とは?

ギターを高く売るには、状態をいかにきれいに見せるか、がポイントです。

ペグの部分やエンドピン部、エレキならそれに加えてピックアップ、レバー付近など細かな埃が非常に溜まりやすい部分がありますので、それらは綺麗に除去しましょう。

当然、楽器の汚れは拭きあげてから持ち込むのは当然ですが、ケース側の汚れもあれば一緒に落としてあげましょう。

可能であれば、弦も新しいものに張り替えてあげてから提示した方が、見栄えも良くなり買取価格がアップするチャンスかもしれません。

普段のギターのメンテナンスやってましたか?

エレキギターの画像

普段の演奏後等に出来る様なお手入れであれば、ボディを楽器専用のクロスで拭き上げる、弦についた指紋をクロスで拭き上げて落としてあげる程度になるかと思いますが、弦を交換する際には、しっかりとお手入れをしましょう。

まずは演奏後同様にボディをクロスで拭き上げます。普段は弦の下になっていて拭きづらい部分も合わせて拭きましょう。

ボディ専用のポリッシュもあれば、このタイミングで磨きましょう。ポリッシュを使用して磨いた場合、その後の乾拭きも忘れないでください。

合わせて、指板も拭き上げますが、この時に「レモンオイル」を使用します。クロスにレモンオイルを浸透させ、指板の面を磨きます。この時、弦にレモンオイルが付着しない様に気を付けましょう。サビの原因となります。

2週間以上弾かない期間がある場合、弦は緩めておきましょう。ネック反りの原因になります。

値崩れしにくく高価買取が期待できるギター

Gibson / Fender / RICKENBACKER / PRS / SUHR他 海外有名メーカー
ヤマハ / ESP / アイバニーズ / ヤイリ/ グレコ等 日本国内有名メーカー

主にこれらの中古で再販して買い手がつく人気メーカーで品番・状態が良ければ購入時の4~5割の買取価格は期待できるでしょう。