ベースを始めたいと思ってもベースは種類が多いため、どれを買ったらいいのかわからないという方が多いでしょう。
さらにどうせ買うなら長く使える良い物が良い、値段はそんなに出せないけど、予算の範囲内でも良い物を買いたいと言う方のためにベース選び方、買い方をご紹介します。ベースを始めて買う方はぜひベース選びの参考にしてみてください。
ベースの種類をご紹介
まずベースを買う前にベースにはどんな種類があるのか知っておきましょう。
ベースの種類によっては向いているジャンルなどもありますので、ぜひ弾きたいなと思っているジャンルを想像しながら見てください。
- プレシジョン・ベース(プレベ)
ロックミュージックで良く使われている種類のベース。ピックアップと呼ばれる音を拾う部分が1つしかついていない点やネックが少し太く厚いのが特徴です。
太くてコシのある重量感のある音でロックの中でも他の楽器に負けないパワーのある音を奏でる事が出来ます。 - ジャズベース(ジャズベ)
ジャズベースと言う名前ですが、ジャズ専用というわけではなく、プレシジョンベースに改良が加えられ、より多彩なジャンルに使用出来るベースの種類です。プレシジョンベースと違う点はピックアップが2つあり、プレシジョンベースより少しネックが細いのが特徴です。
プレシジョンのように一点のジャンル特化型とは違いオールラウンダーで、どんな音楽ジャンルでも対応出来ます。 - その他
プレシジョンベースとジャズベースのいいところを取ったハイブリットタイプやその他ギター会社が独自で開発したベースも数多くあります。
こういった細かい種類はありますが、大まかにはプレシジョンベースとジャズベース、その他の3種類と考えておけば最初に知っておくベースの種類としては問題はないでしょう。
ベースの人気メーカー、人気モデルと値段
では続いてベースのメーカーとして人気の商品をご紹介していきます。先ほどご紹介したその他に分類されるギター会社独自のベースもありますので、その他の種類の細かい種類も合わせて少しご紹介します。
Fender(フェンダー) | |
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Classic 60s Jazz BassUSA Pickups | 値段‥116,100円 |
ギターやベースの王道の会社であり、ギターやベースを知らない方でも知っている方もいるくらい有名なフェンダーの人気モデルです。フェンダーはプレシジョンベースとジャズベースを開発した歴史のある会社でもあるため、ベースと言ったらフェンダーという認識もあるくらいです。その中でもオールラウンダーでどのジャンルでも使えるジャズベースは大人気です。 |
Rickenbacker(リッケンバッカー) | |
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4003 | 定価‥30万円~ |
ハードロックのバンドが使用して人気の勢いに火がついたシリーズの後継機種である4003シリーズ。リッケンバッカーにしか出せないサウンドを持っており、さらに4003シリーズはリッケンバッカーと言えばというモデルなので人気となっています。後継に4004があります。 |
MUSICMAN(ミュージックマン) | |
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Stingrayシリーズ | 値段‥20万円~ |
ミュージックマンはフェンダーの設立者であるレオ・フェンダーが設立したのがミュージックマンでした。そのミュージックマンから発売されたStingrayです。これも1つのベースの種類と言っても良いほど特徴があり、多くのベーシストから愛されています。 |
ベースの選び方や購入時の注意点
ベースを買おうと決めた時に注意したい点をご紹介します。少しでも失敗しないためにこれからご紹介する点だけは必ず確認しておきましょう。
あまりに安すぎるベースは購入しない
「文化祭で一回しか使わない」や「用意できる予算」の問題もあるので出来ればという形になりますが、1万程度でセットで販売しているベースセットがあります。初心者セットとありますが、これからベースを続けていくのであれば必ず使っていくうちに物足りなくなります。そのため安すぎるベースはあまりおすすめ出来ません。
実際に触ってみて弾きやすい物を選ぶ
多くの楽器屋では試奏をさせてくれます。初心者またはこれから始めると言えば定員さんが優しく教えてくれるでしょう。しかし実際に触った事がないと買っていざ始めようという時に思っていた物と違うという問題が発生する場合があるので目で見て触って確かめて購入を考えましょう。
自分の気に入った形、色を選ぶ
もちろん定評のあるベースを購入するのはもちろん良いですが、これから長く使うものです。やはり自分の気に入った形や色を選ぶというのが一番大事な要素となるでしょう。ベースには物によっては木目の綺麗さなどもありますので、実際に目で見て気に入った物を判断しましょう。
初心者におすすめしたいメーカーや商品
ベースを始めて買う際に大きな悩みは多くの方が予算でしょう。そのため予算に合わせて3タイプおすすめのメーカーをご紹介します。ベースは高い物は多くあるので、そのメーカーで買える一番低い予算をご紹介します。
- フェンダーの兄弟ブランド「Squier(スクワイヤー)Affinity」予算最低約3万~
ベースの王道メーカーであるフェンダーの兄弟ブランドでフェンダーの意志を継いでいるベースが低価格で買える非常に初心者の方におすすめしたいメーカーです。
値段も最低2万程度から購入出来るので予算があまり用意出来ないという方にもおすすめです。 - 日本製の安心のブランド「YAMAHA TRBXシリーズ」予算最低約4万~
ベースだけでなく、様々な楽器を出しているので多くの方が知っている有名ブランドです。ヤマハは日本製なので作りが丁寧で国内外でも多くのアーティストから指示されているメーカーですね。 - やはりベースの王道メーカー「Fender Standardシリーズ」予算最低約7万、8万~
王道とはいえ最近では低価格でもフェンダーのベースが購入出来るようになってきています。そのため初心者の方でも有名メーカーであるフェンダーのベースを手にしやすくなりました。ベースを本格的に続けたいという方であればフェンダーをおすすめします。
もちろん高い物を探せば数十万以上もするベースもたくさんあるのであくまで一番安く買える予算になりますが、メーカーだけでもしっかりしたメーカーを選ぶ必要があります。
まとめ
初心者向けベースを選び方、買い方をご紹介しました。ベースを始めようという方はどれを買えば良いかわからないという方が多いでしょう。ぜひこちらを参考に少しでも長く使えて気に入ったあなただけのベースを見つけましょう。